卒業式シーズンを迎え ちょっと暖かくなったかと思えば また寒くなってきましたね。
今年の受験は大雪の心配もなく 電車も通常通りだったので 無事終える事が出来たでしょう。
さて、昨日、次女の通う中学校で 春の修学旅行の説明会がありました。
関西方面へ行くのですが 神社・仏閣巡りもたくさん組み込まれたり、USJに行ったりと 平日だからゆっくり出来そうなプランでした。
当たり前の事ですが神社・仏閣ですが、殆どが木造です。昔は建築金物なんてないのに 構造を強化する為に 工夫された工法で造ってあったりと 宮大工の技が凄いです。
何世紀もの間 震災もあったであろう日本で 受け継がれてきたのは 木の造りの良さではないかと思います。
造りが丈夫なのは勿論ですが一般住宅で考えたとき 私が木の家で一番の魅力ではないかと考えるのは 『木の快適さ』です。
コンクリートストレスという言葉があるように、冷たい素材で造られた建物で暮らすと 癒し効果が少ないと感じるそうです。
これに対して 木材は 森の恵で育ってきたのです。大自然の恵みを住宅にし、肌で感じることが出来れば 癒されるのではないでしょうか。
そして、香りも大事です。よく、お客様が我が家を見に来ると 『木のにおいがスゴイ!』と第一声に言われます。
住んでいる家族は それが当たり前のにおいなので 何も感じていません。 20年以上経つ実家も 今でも、木のにおいがスゴイと言われます。色は味わいが増して ニオイもまだまだ健在です。
以前見たニュースで新潟市の保育園を木造で造ったのを見ました。元気に素足で走り回る園児たちの笑顔が良かったのを 今でも覚えています。
木の香りは、ストレスや不安をやわらげる効果もあるので 保育園に使うのは良いですね。
学校なども、昔は木造だったからか、現代のような いじめ・暴力は少なかったのではないでしょうか。 現代で木造の学校は難しいので 一般住宅は癒される建物であって欲しいです。
強度もあって安心でき、癒され、長持ちする。まだまだ木の魅力はありますが
またお伝えできればと思います。